Cast
28歳の新人アニメ監督。国立大を出て県庁で働いていたが、王子千晴監督のアニメ『光のヨスガ』と出会い、「見てる人に魔法をかけるような作品」を作りたくて業界大手のトウケイ動画に入社。王子を超えるべく、背水の陣でデビュー作『サウンドバック 奏の石』に人生を懸けている。好物はコージーコーナーのチョコエクレア。
■ COMMENT 公務員出身の新人アニメ監督、斎藤瞳を演じさせて頂きました。1本のアニメが生まれるまでの軌跡と、アニメーター達の死闘を描く今作。日本の宝とも言えるアニメーション作品ですが、その裏では想像の何倍も何十倍も地道な作業が繰り返されています。アニメーター達の底知れない才能が日夜コンテとなり原画となり動画へと昇華されていく…素晴らしいアニメを見た時、抑え切れない感動を覚えるのと同じようにそんなアニメ作品を作る人々の想いに触れた時きっと今までにない感動が届くと撮影をしながら毎日思っていました。どうぞ『ハケンアニメ!』をよろしくお願い致します!
トウケイ動画のチーフプロデューサー。制作現場と宣伝サイド、スポンサー陣などの間に立ち、総合ビジネスとしてのアニメプロジェクトを統括。綺麗事では語れない業界の裏方を引き受け、作品を世に届けるためには自分が悪者になることも厭わない。
■ COMMENT 行城はクセが強めなのですが同時に人間臭くもあるヤツだと思い現場に臨みました。吉野監督は線が細く声が小さく、挙動不審なところがありますがその見た目からは想像できないほど頑固で芯の通った男らしさがありました。アニメ業界を生きる骨太な人間ドラマが時に軽妙に、時に深刻に描かれます!是非楽しみにしていて下さい!
伝説の天才アニメ監督。弱冠28歳、今の瞳と同じ年齢で放ったデビュー作『光のヨスガ』が脚光を浴びるも、その後スランプに陥り沈黙。8年ぶりとなる新作『運命戦線リデルライト』で復活をはかる。華やかな容姿と奇抜な言動で物議をかもすが、胸に秘めたアニメへの想いは人一倍熱く、アニメが「現実を生き抜く力」の一部になれることを信じている。
■ COMMENT 王子千晴役、中村倫也です。
台本を読みながら何度も「ある、ある。」と、この職業独特の〝クリエイター熱〟に頷いてしまいました。覇道に足を踏み込みながらも、悩み多き、王子という人間を演じることができて幸せです。きっと多くの人が、魂を削りながら仕事への情熱を注ぐ彼らを見て、日々を生きるエネルギーを受け取っていただけると思います。監督・吉野耕平の世界を乞うご期待!!
スタジオえっじのチーフプロデューサー。制作進行時代から「彼女が行くと確実に原画があがる」という逸話を持つ。デビュー作以降、再浮上できずにいた王子監督を口説き落とし、『運命戦線リデルライト』を企画、王子に発破をかけつつその才能を守るために手を尽くす。
■ COMMENT 希望、夢、憧れ、進むべき道、そんなキラキラした物語の中にいました。久しぶりに恋なんかしたりして。妖精のような吉野監督とのやりとり楽しかったです!どんな風に繋がっていくのか楽しみです!
工藤 阿須加
市の観光課職員
宗森周平
古舘 寛治
宣伝マン
越谷
小野 花梨
作画スタジオ
「ファインガーデン」
アニメーター
並澤和奈
徳井 優
脚本家
前山田
高野 麻里佳
声優
群野葵
六角 精児
作画スタジオ
「ファインガーデン」
社長兼アニメーター
関
前野 朋哉
制作デスク
根岸
Staff
1979年、大阪府出身。『夜の話』(00)がPFFにて審査員特別賞を受賞、『日曜大工のすすめ』(11)が第16回釜山国際映画祭ショートフィルムスペシャルメンション受賞。CMプランナー、MVディレクターを経て、CGクリエイターとして『君の名は。』(16)に参加した後『水曜日が消えた』(20)で劇場長編監督デビュー。次の時代を担う映像クリエイター選出プロジェクト「映像作家100人2019」にも選ばれている。
1980年、山梨県出身。2004年に「冷たい校舎の時は止まる」で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。2012年「鍵のない夢を見る」で第147回直木三十五賞、2018年「かがみの孤城」で第15回本屋大賞を受賞。映像化作品も多く、『ツナグ』(12)『朝が来る』(20)などが映画化されている。最新刊は、『ハケンアニメ!』のスピンオフ小説集である『レジェンドアニメ!』。斎藤瞳のその後や、若かりし日の王子千晴の物語などが描かれている。
だけど──今回、素晴らしいスタッフとキャストの皆さんの力を借りて実現しました。私の描いた王子が、香屋子が、瞳が、行城がここにいる。彼らの作るアニメがここにある。劇場で彼らの軌跡を目撃できるのが、今から楽しみでなりません。
原作本
「anan」誌にて2012年〜14年まで連載、挿絵は絶大な人気を誇る創作集団CLAMPが担当。2014年に単行本化され、2015年に第12回本屋大賞3位に。2017年には文庫本が刊行された。2019年にはG2の脚本・演出により舞台化もされている。
(unBORDE/WARNER MUSIC JAPAN)
作詞・作曲/編曲:川谷絵音
Guest Vocal:群野葵(高野麻里佳)
リュウイチ(CV.梶裕貴)タカヤ(CV.潘めぐみ)
充莉(CV.高橋李依)清良(CV.花澤香菜)
声優の皆さんにも楽曲に参加して頂き、これまでにないポップなジェニーハイが誕生しました。是非映画と共にお楽しみ下さい。
テレビ番組の企画により2017年7月より始動したプロジェクト。
音楽番組や音楽フェスなどへの出演を目標に、ドラム担当の小籔千豊、ベース担当のくっきー ! ( 野性爆弾) 、ボーカル担当の中嶋イッキュウ (tricot)の3人でスタートし、3人からのアプローチにより川谷がプロデューサー&ギターに就任。さらに小籔が「俺の知り合いで一番えげつないキーボード」として推薦した新垣隆をキーボードとしてメンバーに迎え誕生した超個性的バンド。
2018年にデビューし、2019年に1stアルバム「ジェニーハイストーリー」、2021年に2ndアルバム「ジェニースター」をリリース。目標であった音楽番組やフェスへの出演も重ね、2021年9月には初のアリーナ公演も開催。